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NAMGIL SARANG

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2014,スクリーンの時間は逆さに流れる

2014,スクリーンの時間は逆さに流れる



新年チュンムロに吹く史劇の風…そして伝統メロゥの復活
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至上最大の観客数を記録した2013年の劇場街。
あの,一等功臣はもちろん韓国映画だった。
2014年劇場街をねらった韓国映画たちは
いくつかの新しい挑戦が骨太な流れを見せる
いち早く際立っているのは時代劇である、
朝鮮時代のさまざまな時期から,遠くは高麗時代まで、
歴史的背景と映画的想像力を多様に結合した史劇が
いくつか製作中である。韓国映画ではほとんど見かけなかった
海洋アクションを見せてくれる大型史劇も2編になる。
少しだけ時間をさかのぼる現代的時代劇も注目できるだろう
20世紀を背景として今私たちが生きて来た証しを
新たなドラマで光り輝かせる試みだ
しばらく光を見られなかった伝統メローの復活の兆しも見える。
2、3種の流れに焦点を合わせて2014年期待できるだけの
韓国映画を紹介しよう。


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海賊:海へ行った山賊
監督イソクフン 出演ソンイェジン(ヨウォル)、キムナムギル(チャンサジョン),ユヘジン(チョルボン)
パクチョルミン(お坊さん),脚本チョンソンイル,撮影キムヨンホ,照明ハンスヌク,美術キムジア,衣装
クォンユジン,音楽ファンサンジュン,製作社ハリマオピクチャーズ,公開2014年下半期

interview イソクフン監督 国璽を飲み込んだ鯨,不可能に見えた挑戦)
“二つの顔の女友達”(2007)、“ダンシングクィーン”(2012)などロマンティックを作って来た
イソクフン監督がブロックバスター出士表を投げた。大海原を背景に雄壮な海洋活劇と重み
のあるメッセージをこめた“海賊:海へ行った山賊”(以下“海賊”)である。
“海賊”はどのように演出を請けることに?
“2年前に“海賊”シナリオを初めて見た、シナリオを読んで最初は正直ありえないと思った。
何十隻もの船が海の上で戦闘を繰り広げ,巨大な鯨が出没して船を襲う場面が描写されていて
実写で製作するのは不可能に見えた。ただアニメーションで作れば良いんだなと思っていた(笑)
そして8ヶ月後に再び正式に演出のオファーを受けた。この映画を作る事になれば多くの事を
学べるようだ、という期待と後悔しないだろうという確信があった”
どんな点に期待と確信があったのか
“実際どんな監督であれ演出をひきうける前は不安である,この映画が興行できるのか、
良い評価を受けられるのか,心理的にプレッシャーである。とくに“海賊”のように規模が大きい
映画,あたらしい試みをする映画はよりいっそうである。ところがシナリオがずーっと頭の中で
ぐるぐる回っていた。この作品をやらなかったら後悔するだろう、と。期待をもって,演出を
する事自体を楽しんで,この選択が正しいのだという確信を持とうと努力した。

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”海賊”はフュージョン史劇だ,事実とフィクションの水位調節はどうするのか
“この映画のスタート地点は歴史的事実に基盤を置いている、朝鮮は建国して10年が経ってから
国璽を持つ事になった。ということであれば10年の間国璽が無かったということで,この地点が
まさに話の始まりである。ここから想像力が発揮させる。国璽を探すため執権勢力と海賊,山賊間の
決闘がくり広がる,結局“海賊”は歴史的事実からスタートし想像を駆使して作っていくストーリーである。
海洋ブロックバスターというだけに海のシーンからスペクタクルなビジュアルを表現するのが要でしょうね
”そのとうり、映画の60%以上が海が背景です、ワンド,プアン,ウルジン,サムチョクなどを廻り全国の
海を背景に撮影した、海のシーンはフリービジュアル段階からも念には念を入れた
とくに国内に住む鯨であるお化け鯨が登場するが,お化け鯨の襲撃で船が真っ二つになるシーン、
海賊が鮫の群れと戦うシーン、船と船の戦闘シーンなどをスケールのでかいシーンで演出した。
CG(コンピューターグラフィック)の分量も多いようだが
“お化け鯨はほとんど絶滅した状態でビジュアルで復元した作業がばかにできなかった、特に
母鯨の母性愛を表現する部分で観客たちが入り込めるか気になる。CGは“ミスターゴー”(2013年
キムヨンハ監督)を担当したテクストスタジオが受け持った。海を表現するのがゴリラよりも難易度が
高いがCGがどのように具現されるのか期待している。また劇中に國際貿易港,碧瓓渡が登場する
シーンで象、らくだ、きりんなどの異国的な動物たちをCGで表現した。
ソンイェジンは初の史劇だがどんな姿を期待できるのか
“実はソンイェジンは出演決定を迷っていた、アクションに対する心配もあって、海賊という役が平凡な
キャラではないので演技の面からもプレッシャーだと言っていたし、悩んだ末に出演を決定しテ撮影を
したのだが,アクションがとても自然だった、劇中のヨウォルは高い所から飛び降りるアクション,水路を
追いかけて水の上で繰り広げるアクションなどさまざまなアクションをお見せします。ほとんどが本人
が消化した。
”海賊”を通じて究極的に盛り込みたいストーリーは?
”国璽を探す過程を盛り込んだハプニングだけで終わる映画ではない,時代を問わず有効なストーリー
の糸口を投げかける事が合理的な結末であると思いました、映画後半部チャンサジョン(キムナムギル)
が王に“ちゃんとした政治をしろ”という言葉を言いますが、その言葉は国民がちゃんと生活できるように
することが政治だ,という意味をもっている。”海賊”を通じ主権の意味,歴史の教訓,正しい政治などの
物語をお伝えしたい。”
現在撮影進行状況は
“撮影最後の段階だ、ほとんどがわからない場面にCGが入るため後半作業が長くなるようだ。



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コンセプトから見た“海賊:海へ行った山賊”
“海賊”はフリープロダクション段階でほとんどすべてのシーンのビジュアル作業を進行した。
シーンごとにそのイメージを事前に視覚的に具体化してから撮影に入って行った。イソクフン
監督が選ぶ“海賊”の名場面をコンセプアートで先立って紹介します

1.鯨を見た事の無い山賊たちが鮫を鯨と誤解した状況がコメディを彷彿とさせる,山賊たちが
鮫を捕まえようとする迫真せまるアクションもともに楽しめる。
2.ヨウォルの持ち物を盗み逃げるチャンサジョンとそれを追うヨウォルの追撃戦,ふたりの主人公
の葛藤が始まるシーンでありローラーコースターに乗ったようなスピード感と緊張感が表現される
シーンだ。
3.遠い国から国璽を受けて来た使行船(外国に往来する使臣を運んだ船)を鯨が難破させて
国璽を飲み込んだ。映画のもう一人の主人公である鯨の威容,巨大な船が破壊される姿を通し
映画のスケールが端的に表れるシーンである。
4.山賊一団と海賊団が海で戦闘をひき起こす,人物間の対立感を極大化するシーンであり、
巨大な船舶たちが衝突しながらほとばしる炎,轟く音,引き起こる爆発,船舶間の大砲攻撃など
見ごたえのあるシーンだ。

海洋戦闘の新たな必須品,ジンバル(Gimbal)
“海賊”の大型船舶は海賊が活動する重要空間である、劇中,海のシーンが60%に達し
船舶がよく登場する事はもちろんであり、その躍動性を見せ付けなければならない。
製作陣は長さが32m,高さが9mに達するジンバルを製作し船舶が自然に動くことができる
ようにした。ジンバルは機器や装備が左右または上下に動かせるようにしてくれる装置であり
一種の支持台だ。設置にも相当な時間がかかる。船舶一隻をジンバルに設置するだけで
100トン規模のクレーン2台が最低3日間動員する。船舶もやはり一台当たり制作費が約
3億ウォンの値をつける。これを通じ“船舶が荒々しい波を掻き分け,前に突進するシーン
を自然に見せてやる”というのがイソクフン監督の言葉だ。イスンシン将軍の海洋戦闘を
描いた“鳴梁‐竜巻の海”もやはり撮影にジンバルを使用した。
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by pabomama | 2014-01-17 00:31 | namugil